恋愛運では、与え合う気持ちが均等な関係です。一方が気にかければ相手も気にかけ、愛情表現と共に過ごす時間が同じくらい行き来します。立場が互いに違っても、それぞれ出せるものを気持ちよく出しているなら、カードはその二人を公平だと見なします。
ペンタクル6カードの意味
正位置・逆位置の読み方
Six of Pentacles · 小アルカナ · ペンタクルの6
ペンタクル6は、天秤を持った商人がもう一方の手で助けを必要とする人に金貨を渡すカードで、正位置では与える側と受け取る側の計算が均等に合い、必要な場所に必要な分だけの助けが公正に流れていく時期を示します。
| カード | ペンタクルの6 — 小アルカナ · ペンタクルの6 |
|---|---|
| スート | ペンタクル — 元素は土。現実と財 — 体と暮らし、手に取れるものを見ます。 |
| ランク | 6 — 六 — 乱れたものがふたたび整って置かれる位置です。 |
| 正位置のキーワード | やり取り · 分かち合い · 公正な支援 |
| 逆位置のキーワード | 偏った施し · 条件付きの助け · 借り |
身なりの整った商人が道の上に立っています。右手では膝をついた人の広げた手に金貨を落とし、左手には両側に皿のついた天秤を持っています。足元には助けを求める二人がうずくまり、空高くにはペンタクル六枚が浮かんでいます。
この絵で注目すべきは金貨よりも天秤です。心が動いて衝動的に手を差し伸べたのではなく、誰にいくら与えるかを見計らった上で渡している場面だからです。このようにカードは優しさよりも公正さを前に出します。分け与えが長く続くには、計算がきちんとしていなければならないというメッセージです。
正位置のペンタクル6
正位置では、流れが滞りなく回ります。受け取るべき人には受け取る分が渡り、出すべきところにはちょうどその分だけが出ていきます。滞っていた給料や清算金が入金されたり、必要な瞬間に誰かが力を添えてくれたりします。与える立場でも受け取る立場でも、堂々としていられる時期です。
助けを受ける側なら、その内容をきちんと記録しておいてください。いつ、誰から、どれだけ受け取ったかを覚えておいてこそ、後でしっかり報いることができます。与える側なら、自分が無理なく続けられる限度を先に決めておいてください。商人の手に常に金貨が残っている理由は、長く分け与えるには自分の暮らしがまず安定していなければならないからです。
逆位置のペンタクル6
逆位置では、天秤が一方に傾きます。いつも出す人だけが出し、受け取る人だけがずっと受け取ります。最初はありがたかった助けがいつの間にか当然のことになり、与える側は疲れていくのにそれを言い出せません。関係にひびが入るのは金額のせいではなく、まさにこの傾きのせいです。
見返りを求める助けとして現れることもあります。お金を貸した側がそれを口実に決定まで左右しようとしたり、一度した好意を事あるごとに持ち出す場合がこれに当たります。借金そのものを意味する場合もあるので、返す時期と金額を双方が食い違って覚えていないか、今日照らし合わせてみてください。
ペンタクルの6 恋愛運
一方は与え続け、もう一方は受け取るばかりという形です。与える側は心を得たいからで、受け取る側は申し訳なさが積もって逆に距離を置きます。もっとしてあげるより、相手に必要なものを尋ねてそれだけをしてあげるほうが、二人の関係をずっと楽にします。
ペンタクルの6 金運
金運では、受け取るべきお金が期日に入ります。補助金、税金の還付、遅れていた取引の代金のようなお金が片付きます。暮らしに余裕ができたなら、その一部を先に借金の返済に回しておいてください。この時期のお金は貯め込むときより流すときに増えます。
お金の問題に感情が入り混じります。貸したお金をまだ返してもらえていなかったり、返すべきところを先延ばしにしています。金額よりも期限を決めていなかったことが火種になることが多いです。金額と日付を一文で約束しておくだけでも、心の重荷が半分に減ります。
ペンタクルの6 仕事運
仕事運では、努力した分の待遇が返ってきます。昇給や報酬の話が持ち上がり、力を貸してくれた同僚にも正当な分が分けられます。後輩を導く役割を任されることもあり、ノウハウを惜しみなく分け与えるほどこの時期は得になります。
やっている仕事と受ける報酬が噛み合っていません。業務は増えたのに待遇は変わらなかったり、良い機会が一部の人にばかり偏ります。不満を感情的にぶつけると不利になるので、最近数か月で実際にやり遂げた業務を一覧にまとめ、根拠を揃えてから話を切り出してみてください。
このカードが出た日にしてみること
今日はここ半年の間に自分を助けてくれた人、自分が助けた人をそれぞれ思い出して名前を書いてみてください。二つの一覧の長さが大きく違うなら、それが最近気持ちがすっきりしない原因かもしれません。短いほうの一覧に一人加える方法を、今日ひとつだけ決めてみてください。
ペンタクル6が出たら、私は与える立場なのでしょうか?
一緒に出たカードと質問の内容によって変わります。今の状況に余裕があり、誰かが頼み事をしてきている状況なら、天秤を持つ人はまさに自分です。逆に手を差し伸べてもらうのを待っていたところにこのカードに出会ったなら、受け取る側に立っているということで、その助けが本当にやってくるという意味に読みます。ただ、誰もひとつの立場に長く留まるわけではなく、与える役割と受け取る役割は時とともに自然に入れ替わっていきます。