周りに堂々と知らせる関係へ進みます。両家に挨拶したり結婚を話し合ったりするような節目の段階に合っていて、紹介で出会った縁も良い形で続いていきます。派手ではなくても互いに礼儀正しく接する関係なので長続きします。年上の人のアドバイスが力になる時期でもあります。
教皇のカード解釈
正位置・逆位置の読み方
The Hierophant · 大アルカナ V番
教皇のカードには、二本の柱の間の高い場所でひざまずく二人の弟子に向かって片手を挙げる聖職者が描かれており、正位置のカードは先に進んだ人から学ぶこと、長く守られてきたやり方、人々の間に積み重なった信頼を意味します。
| カード | 教皇 — 大アルカナ V番 |
|---|---|
| 占星術・元素の対応 | 牡牛座 |
| 大アルカナ | 0番の愚者から21番の世界まで22枚中のV番です。メジャーカードは日々の小さな出来事よりも、今あなたが経験している大きな流れを示してくれます。 |
| 正位置のキーワード | 教え · 伝統 · 信頼 |
| 逆位置のキーワード | 形式だけが残る · 古い規範 · 不信 |
聖職者は三段に重なった冠を頭にのせ、片手を上げて祝福の手振りをしています。その足元では二人が背を向けたままひざまずき、前方には鍵が二本X字に重ねて置かれています。両側の灰色の柱の間は、女教皇の帳とは違って大きく開かれています。
重ねられた二本の鍵は、一人の力では開けられない扉を象徴します。教皇が扱う知識は内側から自然に花開くものではなく、人と人の間を渡っていくものなので、学ぶ者と教える者が一つの画面に共に描かれます。二人の弟子の衣が違うのは、同じ教えでも受け取る人によってそれぞれ違う形で根を下ろすという意味です。
正位置の教皇
正位置の教皇は、すでに検証された道を勧めます。新しい方法を試すよりも、多くの人がすでに通り結果が確認された道をたどるほうが時間を節約できる時期です。資格を取ったり正規の過程を踏んだりすること、順序を守って段階的に進めることが特にスムーズに進みます。
人を通して扉が開くという意味も大きいです。先に経験した人に尋ねたり、所属する集まりの中で助けを得たりする形で、一人で悩んでいた問題が一言のアドバイスで解決することもあります。反対に自分が誰かを教える立場に立つ流れも、このカードには含まれています。
逆位置の教皇
カードが逆になると、中身が抜けて形だけが残ります。なぜこれをするのか誰も答えられない手続きが繰り返され、書類はすべて揃っているのに実際に変わることはありません。規則に従っているのに満足感がないなら、その規則ができた時と今の状況がすでにずれてしまったという意味です。
頼ってきた権威が揺らぐ様子としても現れます。信じて従ってきた人の言葉が以前のように当てはまらなくなったり、所属する場所のやり方が自分と合わないと気づいたりします。これは背を向けろという意味ではなく、他人から受け継いだ基準のうち、何を残し何を手放すかを自分で見極めるべき時だという意味です。
教皇 恋愛運
関係は続いているのに心は空っぽになっていきます。記念日も祝い連絡も取り合っているのに、ただ決まった手順を踏んでいるだけの気分なら、今一度振り返る必要があります。人並みに合わせようとして二人にぴったりの形を見失ったのかもしれないので、それぞれ望むことを言葉にしてみてください。
教皇 金運
検証された方法で守り抜く時期です。元本が保証される商品や長く取引してきた所のように履歴が積み重なったほうが有利で、税金や保険のように専門家を通す事柄もうまく進みます。誰もが知っているありきたりな方法が、今回は最も得になる選択になります。
習慣のように払ってきた費用を見直す時です。解約していない自動振込、ずいぶん前に決めた手数料のように自動的に出ていく項目が漏れています。知り合いだからという理由で条件も見ずに託したお金が問題を起こすことがあるので、書類をもう一度念入りに確認してみてください。
教皇 仕事運
組織の中で立場が固まります。規定に詳しい人として認められ、教育や業務の引き継ぎのように知識を伝えることで成果が出ます。資格や正規の過程を準備しているなら良い結果がついてきて、経験豊富な先輩から学べる機会があるなら今つかんでおくのがいいです。
古い手続きが仕事の足を引きます。承認の段階が長くて機を逃したり、昔のやり方だけに固執する雰囲気のせいで新しい提案が阻まれたりします。正面から覆すよりも、小規模にまず試して数字で証明するほうが効きます。組織と進む方向がずっとずれているなら、自分の立場を改めて考える時です。
このカードが出た日にしてみること
今日は今取り組んでいる問題を、それを先に経験した人に聞いてみてください。信頼できる先輩でもいいし、同じ仕事をしている集まりでもいいです。一人で何日もかけて調べることを一度の対話で縮められますし、尋ねることは実力が足りないからではなく時間を節約する知恵です。
教皇のカードは、人の指示にそのまま従えという意味でしょうか
服従せよという言葉よりも、すでに整えられた道をうまく活用せよという意味に近いです。先に進んだ人たちが残した方法には数多くの試行錯誤がふるい落とされていて、今のような時期にはその積み重ねられた経験を借りるほうが早いです。自分のやり方を捨てよという信号とはかけ離れています。基本を身につけた後に変えることと、ゼロから一人で作ることは結果が異なり、このカードは前者の順序を勧めます。