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庚戌年

2030年の新年運勢 — 庚戌年・戌年

2030年は庚戌年、戌年です。天干の庚(金)と地支の戌(土)が組み合わさる一年がどう流れるのか、十二支それぞれがどの位置に立つのかを一枚にまとめました。

2030年の年柱庚戌(こうじゅつ) — 天干の庚は金、地支の戌は土
今年の干支戌年(いぬ年) — 地支は戌、五行は土
五行の構造土生金 — 地支の乾いた土が天干の金を下から支え上げる年

2030年は庚戌年です。天干は庚、地支は戌。庚は五行の金、戌は土にあたり、前の二年とは字の位置が入れ替わった年です。戊申年と己酉年は上に座る土が下の金を生じましたが、庚戌年は下に置かれた土が上の金を支え上げます。下で固めてきたものが上に現れる形です。

戌は十二支の戌(いぬ)です。秋の終わりに置かれた乾いた土であり、寅・午と集まって火局をなす最後の字でもあります。外は硬く乾いていながら内に熱を抱えた土、それが戌です。ですから庚戌年は静かに見えて速度は速い年です。大きな出来事がなくても、一年の終わりに見れば位置がかなり移っています。

ただし同じ庚戌年でも、十二支それぞれが立つ位置は異なります。戌土に押し上げられる支があり、戌土に抑えられる支があり、戌土と正面からぶつかる支があります。そこで以下には十二支をひと枠ずつ離して置きました。地支の関係は万年暦に従ってサーバーが取り出した値であり、読み解きはその値を根拠としています。

十二支で見る2030年・庚戌年

子(ねずみ) — 水

子の五行は水です。庚戌年の戌土は水を剋して治める位置にあたり、子は抑えられる側に立ちます。ただし合も冲も掛からないため、突然揺れる年ではありません。抑えられるというのは塞がるという意味ではなく、思いどおりにならないという意味です。速度が出ず、事が一段ずつしか進みません。こういう年に焦ると場を新しく広げてしまい、それが損になります。2030年の子は手を広げる数を減らし、一つを深く掘るほうが結果は良くなります。

丑(うし) — 土

丑の五行は土です。戌土と同じ五行なので力は厚くなりますが、丑・戌・未の三つが掛かる三刑の中にいます。刑は壊す関係ではなく、整えるための摩擦です。是非が生じ、調整が伴います。力があるので押し切れはしますが、押すほど摩擦が大きくなる位置だとご覧ください。2030年の丑は、勝てる争いと勝っても残らない争いをまず分けてください。契約と書面は条項を最後まで読み、口頭の合意は残さないでください。

寅(とら) — 木

寅の五行は木です。木が土を剋する側なので力を使う位置であり、寅・午・戌が集まって火局をなす三合の中にも入っています。2030年は寅にとって場が開く年です。一人でしていた事が複数の事になり、その中で寅が前に立ちます。火は表に出す気なので名前が先に知られます。気をつけるのは、名前が実力より速く進むことだけです。2030年の寅は、引き受ける前に抱えられる大きさかを一度だけ測ってみてください。

卯(うさぎ) — 木

卯の五行は木です。木が土を剋する側でありながら、卯と戌は六合で結ばれます。抑える位置と引き合う位置が重なっているので、関係の近づき方が少し変わっています。ぶつかってから親しくなります。今年の卯に来る縁は、初めから楽なほうではなく、一度食い違ってからつながるほうです。2030年の卯は第一印象で人を切らないでください。仕事も同じで、最初にうまくいかなかった件をもう一度見てみると、その中に今年の取り分があります。

辰(たつ) — 土

辰の五行は土です。戌土と同じ五行なので力は並んで立ちますが、辰と戌は正面からぶつかる六冲です。同じ重さが正面で出会う位置なので、2030年は辰にとって揺れの最も大きい年です。立場が変わり、住む場所が変わり、長く引きずっていたものがこの年に結末を見ます。冲は崩れる位置ではなく、盤を入れ替える位置です。自分で日を決めれば転換になり、決めずにいれば他人の決めた日に引かれていきます。2030年の辰は、上半期に移る先を決めておくことが一年全体を左右します。

巳(へび) — 火

巳の五行は火です。火が土を生じるために気を差し出す位置であり、巳と戌は怨嗔で掛かります。差し出しながら気まずい年です。力を尽くしたのに認められない感覚が何度も訪れます。成果がないからではなく、自分の手を離れた後に評価が行われるからです。2030年の巳は過程を残しておいてください。何をいつしたかが残っていれば遅れてでも取り分は戻り、残っていなければ戻りません。

午(うま) — 火

午の五行は火です。気を差し出す側ですが、寅・午・戌の三合の真ん中の字です。火局の中心に立つ年なので、2030年の午は使うだけ場が大きくなります。人が集まり仕事が集まります。ただし火局は速く点いて速く冷めます。今年始めたもののうち相当数は年が変わる前に片づきます。それを失敗と見ないでください。2030年の午に残るのは、広げた仕事の数ではなくその過程で出会った人です。

未(ひつじ) — 土

未の五行は土です。戌土と同じ五行で力は厚いのですが、丑・戌・未の三刑に破まで重なります。掛かるものが十二支のなかで最も多い年です。刑は整えるための摩擦、破は組んだ枠が壊れる位置ですから、二つが重なるとこういう形になります。これまでのやり方がもう通じないということを、摩擦を通して知ることになります。2030年の未は、やり方を変えよという合図を遅く受け取らないでください。同じ問題が二度出たらその場で直すのが今年の要領です。

申(さる) — 金

申の五行は金です。戌土が金を生じるので受け取る位置にあたり、掛かる関係もありません。穏やかに流れる年です。さらに2030年の天干が庚で同じ金なので、上下に金の気が厚くなります。言葉に力が乗り、続けてきた事が形を得ます。戊申年に広げたまま片が付いていないものがあれば、2030年がそれを終わらせる年です。新しく広げるより残りを閉じるほうに使えば、一年が惜しくなりません。

酉(とり) — 金

酉の五行は金です。戌土が金を生じてくれるので受け取る位置ですが、酉と戌は六害にも掛かります。入ってはくるものの、その過程で心が傷つく年です。受け取る条件が最初に聞いたものと少しずつ変わっていきます。大きく騙されるのではなく、話がぼやけるほうです。2030年の酉は、受け取るときに条件を文面で確かめてください。人を疑えという意味ではなく、ぼやけた話は時間が経つと互いに違う形で記憶されるからです。

戌(いぬ) — 土

戌の五行は土です。2030年は戌にとって自分の年です。自分の字に自分の年で再び会うことを伏吟と申します。自分の年だから良いことばかり、という見立てはこの位置では当たりません。同じ字が二つあると気が二倍になるのではなく、自分の位置をもう一度踏みます。以前に片を付けられなかった事がまた顔を出し、同じ決定をもう一度下すことになります。2030年の戌は、あのときと同じ答えを出すのかをまず決めてください。同じなら今度は最後まで行き、違うならこの年が変えるのに最も良い時です。

亥(いのしし) — 水

亥の五行は水です。戌土が水を剋して治める位置に立ち、合も冲も掛かりません。子と同じく速度の出ない年ですが、亥のほうはそれが主にお金と時間に表れます。入るものが遅く入り、出るものは時どおりに出ます。2030年の亥は一年の支出を前もって分けておくほうが賢明です。収入が遅れる年に崩れるのは稼ぎではなく流れです。流れさえ守れば翌年にすぐ回復します。

2030年・庚戌年 よくあるご質問

2030年は何の年ですか。

庚戌年、戌年です。天干が庚で五行の金、地支が戌で土にあたります。前の戊申年・己酉年と違い、土が下に金が上に置かれ、下の土が上の金を支える構造です。六十干支では2030年の一年が庚戌にあたります。

戌が火と関係があるというのはどういう意味ですか。

戌は寅・午と三つで集まって火局をなす三合の最後の字です。ですから戌は五行では土でありながら、火の気を内に抱えた字と見ます。寅年生まれと午年生まれが2030年に場が大きくなるのも、この三合によるものです。

戌年生まれは自分の年だから運が良いのですか。

自分の年だからといって、ひとりでに良くなるわけではありません。自分の地支に再び出会う位置を伏吟と申し、気が倍になるというより、通り過ぎた場所をもう一度通るほうに近い位置です。2030年の戌は、新しく広げるより以前に片を付けられなかった事を取り出して終わらせるほうが合っています。

庚戌年は正確にいつ始まりますか。

年の変わる位置は新暦の1月1日ではなく立春(2月4日ごろ)です。四柱推命が節気を基準に年を分けるからです。2030年1月生まれはまだ前の年の酉年とみなし、立春を越えて戌年になります。冬の終わりにお生まれの方は、節入りの時刻までご確認いただくと正確です。

戌年ということだけで2030年をすべて見られますか。

一字だけでは輪郭までです。干支は八字のうち年の一字ですから、同じ戌年でも月・日・時が違えば庚戌年がどの位置に落ちるかが分かれます。このページで一年の大きな流れをつかんでいただき、月ごとの動きは新年運勢12か月の読み解きで、命式全体は四柱推命の読み解きで続けてご覧ください。

2030年の運勢を見る

生年月日を入れていただければ、2030年(庚戌年)の一年と十二か月をその場でお読みいたします。

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このページの干支と地支の関係(合・冲・刑・害・破)は、万年暦を基準にサーバーが算出した確定値です。ただし干支ひとつで見る運勢は生まれた年の一字だけを見たものですから、生まれた月・日・時まで入れて見る読み解きとは質が異なる場合があります。